CBTと筆記、どっちを選ぶ? 断然CBTです(パソコン苦手でも)
第二種電気工事士の学科試験は、CBT方式と筆記方式から選べます。
どちらにするか迷っている方へ。結論から言うと、断然CBTです。
理由はひとつ。好きな時間と、好きな場所を選べます
理由はいろいろあるんですが、いちばん大きいのはこれです。
CBTは、申込みのあとに自分で試験日時と会場を決めます。期間のなかから選べるんですね。対して筆記方式は日程が1日で固定です。
働きながら受ける方なら、この差は大きいと思います。仕事の都合に合わせられますし、会場も自分で選べます。
しかも選ぶだけではありません。期間内なら、受験する場所も日時も変更できます。電気技術者試験センターも、案内のなかで「試験会場、試験日時が選択・変更可能なCBT方式をお勧めします」と書いています。
ここ、地味にありがたいところです。仕事が急に入った、体調を崩した、勉強が思ったより進まなかった。そういうときに動かせます。筆記方式だと、その日に受けるしかありません。
でも、パソコンが苦手な人はめっちゃ嫌がります
正直に書きます。現場で見ていると、パソコンに慣れていない人はめっちゃ嫌がります。
パソコン自体に触りたくないのに、パソコンで試験を受けるなんて信じられない。たぶん、そういう気持ちなんだと思います。
わかります。わかるんですが、クリックさえできれば大丈夫です。文字を打つわけでもマウスで絵を描くわけでもありません。選択肢を選んでクリックする。それだけです。
それに、いずれCBT一本になるといわれています。いつかは通る道なら、今チャレンジしてしまったほうがいいと思うんですよね。
私は最終日近くに受けました(笑)
期間を選べるということは、勉強時間を自分で伸ばせるということでもあります。
私はもちろん、最終日近くに受けました(笑)ぎりぎりまで勉強したかったからです。筆記方式だとこれができません。
期間中に何度も受けられる、わけではありません
ここ、よく勘違いされます。
期間が1か月半くらいあるからといって、その間に何度も受けられるわけではありません。受験は1人1回です。
「まず1回受けてみて、ダメならもう一度」はできません。選べるのは日程であって、回数ではないということです。そこだけは筆記方式と変わりません。
ただし日程そのものは動かせます。受け直しはできないけれど、受ける日を変えることはできる。この2つは別の話なので、混ぜないでください。
ただし、ここだけは気をつけてください。
期間内にCBT会場の予約が完了しないと、受験できません。これは電気技術者試験センターが明記しています。しかも予約しそこねると、筆記方式でも受験できなくなります。申込みと会場予約は別の手続きだ、と覚えておいてください。
後ろのほうを狙うなら、予約だけは早めに。会場も埋まっていきます。
※ 令和8年度下期の学科試験CBT方式は2026年9月24日〜11月8日、上期は2026年4月23日〜6月7日でした。日程は年度ごとに変わります。受験される年の受験案内で必ずご確認ください。
問題は人によって違います。カンニングは絶対できません
これも知っておいたほうがいいと思います。
試験問題は、その人によってランダムに出題されます。隣の人と同じ問題ではありません。だからカンニングは絶対にできません。
逆に言えば、誰かが先に受けて問題を教えてくれる、ということもありません。「後半に受ければ問題が出回っているのでは」という期待は捨ててください。
過去問から7〜8割。でも、見たことのない問題は出ます
肌感覚ですが、過去問題から7〜8割は出ます。だから過去問をやる意味は大きいです。ここは自信を持っておすすめします。
ただし新しい問題も混ぜられます。
私も過去問をけっこうやりましたが、それでも見たことがない問題はありました。そこで焦らないことです。全部知っている問題で埋まることはない、と思っておいてください。
そもそも50問中30問取れれば合格です。知らない問題が数問あっても、まったく問題ありません。
当日の注意。作業服のまま行く方はとくに
これ、意外と知られていないので書いておきます。
CBT会場には、私物を持ち込めません。ロッカーに預けてから席に着きます。
ということは、仕事帰りに作業服のまま来る方は要注意です。道具は持ち込めません。全部ロッカーです。
しかもポケットの中身も出します。会場で「ポケットを全部出してください」と言われている人、よく見かけます。本人はそんなつもりがなくても、作業服のポケットっていろいろ入っているんですよね。
行く前にポケットの中身を確認して、鞄にまとめておきましょう。それだけで受付がすっと終わります。試験前に慌てたくないですよね。
※ 手荷物の扱いは会場によって細かい運用が違うことがあります。当日は会場スタッフの指示に従ってください。
紙のほうが安心、という気持ちもわかります
書き込みたい、印をつけたい、見直したい。紙のほうが安心感があるのは、昭和世代にはわからないわけではありません。
でも、何とか乗り切りましょう!
日程を自分で決められるメリットのほうが、ずっと大きいです。1日しかない試験日に、体調も仕事もぶつけずに済む。ここは代えがたい利点です。
パソコンをほとんど使いません。CBTで大丈夫でしょうか
クリックができれば大丈夫です。文字入力もありません。不安なら、体験レッスンのときに画面の操作を見ていただくこともできます。
CBTと筆記で、問題の難しさは違いますか
出題される内容の範囲は同じです。ただしCBTは人によって問題が異なるので、隣と同じ問題ではありません。
過去問だけで受かりますか
過去問から7〜8割は出ますが、新しい問題も混ざります。過去問を軸にしつつ、知らない問題が出る前提でいてください。50問中30問で合格です。
予約したあとに都合が悪くなったら、どうなりますか
期間内であれば、受験する日時も会場も変更できます。仕事や体調で動かせるのがCBTの大きな利点です。ただし変更には期限があるので、受験案内でご確認ください。
期間中なら何度でも受けられますか
受けられません。1人1回です。期間内で日程を選べるだけで、受験回数が増えるわけではありません。「お試しで1回」という受け方はできないので、準備してから臨んでください。
期間の後半に受けるのは不利ですか
不利ではありません。勉強時間が伸びる分、むしろ有利です。ただし会場の予約だけは早めに済ませてください。予約が完了しないと受験できません。
仕事帰りに作業服のまま行っても大丈夫ですか
服装は問題ありませんが、道具は会場に持ち込めません。ロッカーに預けます。ポケットの中身も出すことになるので、行く前に鞄にまとめておくとスムーズです。
どちらを選ぶか決められません
受験予定とお仕事の都合をうかがったうえでご提案します。技能試験までの逆算もあるので、そこも含めて一緒に決めましょう。
学科の進め方は学科試験対策のページにまとめています。学科と技能は同時に進めたほうが得という話はこちらの記事に書きました。受験方式の選び方も含めてご相談されたい方は、無料体験レッスンからどうぞ。